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水害の後片付けをするカミル

「アドルフに告ぐ」の(ワイド版第1巻P236、文庫版第1巻P238)をご覧ください。右上のコマでは多くの人が水害の後片付けをしております。そしてアドルフ・カミルも時給20銭のアルバイトで水害の後片付けを行っております。
昭和13年当時の阪神大水害の後片付けはどのような様子だったのでしょうか?当時の絵葉書で様子を見てみたいと思います。

水害の整理
(阪神地方水害)「三越付近道路整理中の学生陣」とあります。神戸駅の南のあたりです。恐らく現在の中学生ぐらいの学生でしょうか、皆で片付けていますね。後ろに見える建物は当時の三越百貨店です。では現在この場所はどうなっているでしょうか?
現在の様子
片付いています。って当たり前ですね。残念ながら後ろに写っていた三越百貨店はなくなっておりますが、木下記念事業団という財団法人が建設した学生寮が昔の三越の姿をモチーフとしているので、雰囲気はとても近いです。景観を重視する神戸では、新しい建物を建てるときにそこにあった昔の建物を参考にする事はよくあります。


(阪神地方水害)「復興に努める楠町」とあります。こちらも大変なことになっております。実は三越前にもこの楠町の道の下にも宇治川の暗渠があり、被害が大きかったのだと推測されます。

現在の様子です。右上に写っていた「雪井わた店」が今でも「雪井ふとん店」として営業しています。その右隣に微かに写っている生花店も今もあります。当時からあるとは、かなりの老舗ですね。

雪井ふとん店です。
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