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JR三ノ宮駅前

「アドルフに告ぐ」の(ワイド版第1巻P205、文庫版第1巻P207)をご覧ください。水害も収まりがれきの山となった神戸市街が描かれています。今回は一番上のコマに注目してください。ここは現在のJR三ノ宮駅の南側の駅前にあたります。
今回この絵のモデルになったと思われる写真を外部サイトで発見しましたので紹介したいと思います。今回も「神戸建築データバンク」(外部リンク)の神戸美観地区写真集からとなります。

外部リンク
B94省線三宮駅前広場

どうでしょうか、まさにここです。そごう前の地下道の入口や当時のJR三ノ宮駅、そして左手前に写る街灯の形や左上部の六甲山系の北野方面の住宅など、全て同じ形で描かれています。そっくりです。まさにここが描かれたということが解ります。
また「アドルフに告ぐ」の(ワイド版第3巻P17、文庫版第3巻P77)をご覧ください。右上の縦長の小さなコマがありますが、こちらも恐らく当時のJR三ノ宮駅の南側と神戸そごうの側面を描いているのがわかります。

現在のJR三ノ宮駅前
JR三ノ宮駅前
2011年3月に写真とほぼ同じ場所から撮影しました。建物などはほとんど変わってしまいましたが、六甲山系の山並みとJRの高架はほぼ今も同じ姿で残っています。このJR三ノ宮駅は今後JR西日本が駅ビルを含めて大型改造を行う計画があり、今後また大きく違う姿に変貌するかもしれません。

三ノ宮駅前の絵葉書
JR三ノ宮駅方面から反対側に見た写真です。場所は違いますが、手前の街灯の形が漫画の絵とそっくりなのが確認できます。

街灯のアップ
まさにこの形の街灯です。当時の三ノ宮駅前はこの形の街灯が整備されていたことがわかります。

さてそんなJR三ノ宮駅前ですが非常に特徴的なのは路面電車のホームに行くために整備された地下道の入口です。残念ながら漫画にも描かれているそごう西側の四連の地下道入口は現在はなくなってしまっています。しかしそごう北側の地下道入口が一つだけ現在も使われていますので紹介したいと思います。「B94省線三宮駅前広場」の写真にも右上のそごうの左隣に写っていますのでご確認ください。

三宮地下道入口

三宮地下道入口
これです。JR三ノ宮駅の南側の歩道に一つだけ今も使われています。手前は阪神三宮駅の地下工事が行われている国道二号線です。

三宮地下道入口の正面
正面です。非常に特徴的な姿をしています。

三宮地下道入口の後
後から見た絵です。さすがに戦前からの構造物だけあってかなり古めかしい印象を受けます。

三宮地下道階段
地上入口から階段を眺めた絵です。壁や天井の雰囲気に昭和を感じます。

三宮地下道階段
地下から地上方面を見てみました。地下道の壁も当時のままなのでしょうか、かなりレトロな感じの印象を受けます。

三宮地下道階段跡
その他の入口跡はすべてこのように閉じられています。しかし扉があるということは中の階段部分は残っているのでしょうか?不思議です。
この地下道は昭和8年の阪神三宮駅の開業と神戸そごうの開店にあわせて作られた地下道で、神戸で最も古い地下道といわれています。
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