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六甲ケーブル

「アドルフに告ぐ」の(ワイド版第3巻P206、文庫版第3巻P266)をご覧ください。右のコマに山を登っていくケーブルカーが描かれています。このケーブルカーは屋根の上のパンタグラフが左右に二つ並ぶという特徴的な形をしています。実はこのケーブルカーは六甲ケーブルの車両です。

六甲ケーブルの車両

六甲ケーブルの車両
六甲ケーブルの現在の車両です。六甲ケーブルの山上駅で撮影してきました。現在は二両編成の神戸ではおなじみの緑と赤のカラーの車両になっています。また、もう一種類薄緑色のカラーの車両もあります。

六甲ケーブルの車両
屋根の上の左右ダブルのパンタグラフが見て取れます。このような左右に並ぶパンタグラフは鉄道などでは非常に珍しい姿です。
六甲ケーブルは昭和7年開業ですので「アドルフに告ぐ」の舞台と同じ設備と施設が現在も使われています。

2011年11月9日追記「開業当時の六甲ケーブル」

今回昭和7年開業当時の開業記念に撮影されたと思われる写真を入手しましたので、ここにご紹介します。
六甲ケーブル開業時
「六甲ケーブル7.4.2」とありますので恐らく昭和7年4月2日に撮影された写真だと思われます。六甲ケーブルは昭和7年3月10日開業と言われていますから、まさに開業されてすぐの写真になります。
写真上部に駅らしき施設が写っておりますが、こちらは恐らく当時存在した六甲ケーブルの中間駅になる清水駅だと思われます。

六甲ケーブル車両
ケーブルカー部分を拡大してみました。単線に1両のケーブルカーであり、正面の形と頭上のヘッドランプが手塚先生の描かれた六甲ケーブルの絵と全く同じです。

六甲ケーブル車両
より拡大してみました。正面の形とヘッドランプがしっかりと確認できます。またやや解りづらいですが屋根の山側の方に左右二つ並んだパンタグラフが確認できます。手塚先生の絵にも登る山側にパンタグラフが付いているので、かなり正確な戦前当時の六甲ケーブルを描いていたことが解りました。
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