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元町全景の空撮写真

「アドルフに告ぐ」の(ワイド版第3巻P224、文庫版第4巻P18)をご覧ください。ゾルゲ博士が日本にやってきた紹介が続いておりますが、下のコマにご注目ください。街並みが広がり縦に数本の道が続いている様子の絵になっていますが、この絵の元となった昔の神戸の写真を見つけました。ここは神戸の元町を空撮した写真の絵です。


「日本地理大系第7巻近畿編」昭和4年発行より
昭和4年ごろの神戸の元町のあたりです。まさに写真のとおりの元町の姿を手塚先生は描かれていたのだと解ります。しかしこの写真の発見に手間取ったのは、手塚先生の絵には左端を走る現在のJRの高架にあたるラインがどうも川の流れに見える様子で描かれていたので、勘違いしていました。


昔の写真だけでは現在との地理関係が解りにくいので解説しますと、まず@の青い道が元町商店街、Aの赤い道が栄町通、Bの緑の道が海岸通、Cの黄色の道が鯉川筋またはメリケンロードになります。
次にA、B、Cと拡大してみます。


「A」部分の拡大です。少し解りにくいかもしれませんが、現在にも残る海岸通の商船三井ビルと海岸ビルが写っております。

これらのビルは現在も海岸通に健在です。


次に「B」部分の拡大です。ちょうどこの真ん中の建物が漫画の「博士」という文字の右隣に描かれているのが解ります。

この建物を栄町通から眺めた写真絵葉書になります。この建物は1915年(大正5年)建築の元第一勧業銀行神戸支店です。


最後に「C」部分の拡大ですがこちらには1908年(明治41年)建築の元第一銀行神戸支店が写っているのが確認できます。この建物の屋根も漫画の絵に描かれています。

この建物は外壁のみが現在も保存されております。これら栄町通の建物たちについては「栄町通の路面電車」の項目に詳しく記述しております。

google mapsより

大きな地図で見る
現在のほぼ同位置の地図になります。元町商店街や栄町通など神戸の主な通りの形は当時からほぼ変わっていないので、昔の写真と比較してもらえればと思います。
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