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雨の北野異人館、六角形の張り出し

「アドルフに告ぐ」の(ワイド版第1巻P168、文庫版第1巻P170)をご覧ください。「昭和13年7月4日午後3時」と記された雨が降るページの一コマがあります。この日は阪神大水害の始まりの日時であり、これからの水害を予見させる一コマです。
これからカウフマン邸へと話が続く場面ですから、恐らく北野について描いていると思われますが、右上の邸宅に注目してください。家の南側に六角形の半分の形をした張り出しがあるのがわかります。今回はこれに注目して探してみたいと思います。

というわけで、六角形の張り出しを探しに北野へ行ってきました。
「英国館」
「英国館」

「サッスーン邸」
「サッスーン邸」

「ラインの館」
「ラインの館」

「萌黄の館」
「萌黄の館」

「異人館レストラングラシアニ」
「異人館レストラングラシアニ」

「キャセリンハウス」
「キャセリンハウス」

「東天閣」
「東天閣」

ポートアイランド北公園へ移築された「みなと異人館」
「みなと異人館」

たくさんありました。これはベイ・ウインドゥという「張り出し窓」で、恐らく採光や通風などを目的とした建築様式のひとつなのだと思われます。異人館はこのほかにもベランダやバルコニー、サンルームなど、採光を意識した建築様式が多数見られます。異人館を建築した方の、日当たりに関するこだわりが見える一面です。
今回ご紹介した以外にもまだまだベイ・ウインドゥのある異人館はたくさんありますので、皆さんも神戸へ探しに行ってみてはいかがでしょうか。
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