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有馬温泉の全景

「アドルフに告ぐ」の(ワイド版第3巻P206、文庫版第3巻P266)をご覧ください。左下のコマに有馬温泉を山から眺めた風景が描かれています。今回この風景のもととなった時代の写真がありましたのでご紹介したいと思います。

2011/9/26追加、有馬温泉


「NATIONAL PARK ARIMA SPA 国立公園有馬温泉」
恐らく昭和40年代か50年代ぐらいの有馬温泉の観光案内パンフレットです。山の形や真ん中を流れる川の様子、そして手前に写る神戸電鉄有馬温泉駅の建物など手塚先生の絵にそっくりです。また一つ一つのその他の建物も、かなり細かく描かれているのが解ります。駅舎の屋根の形も下に掲載している戦前の姿ではなく、4階部分が増えたこの時代の姿を漫画には描かれているので、恐らく手塚先生はこの時代の有馬温泉の写真を参考にしたのだと思われます。
パンフレットの表紙写真は著作権上の引用の条件を満たしていれば掲載できるケースだということで掲載しました。

戦前の有馬温泉
(有馬名所)『聖天歓喜天の山上より有馬温泉を望む』
同じ場所の戦前の絵葉書です。昭和3年開業の神戸電鉄有馬温泉駅はすでにありますが、まだ建物の数が少ないのがわかります。駅舎の周りの建物などは、手塚先生の絵にも描かれています。山の形や川の流れなどは今もほとんど変わっていません。

有馬温泉の全景
2011年現在の姿です。神戸電鉄の駅は建て替えられて、当時とは違う駅舎になっています。山の形などはやはり変わりませんが、ホテルなどの施設がとても増えています。

神戸電鉄有馬温泉駅

有馬温泉駅のホーム
現在の有馬温泉駅のホームです。ホームの様子は昔からあまり変わっていない印象です。

有馬温泉駅の駅舎
現在の有馬温泉駅の正面。1989年に建て替えられ、建物は大きく変わりました。

戦前の有馬温泉駅の駅舎
こちらが戦前の神有電鉄有馬駅です。昭和3年(1928年)開業。「アドルフに告ぐ」の絵はこの駅舎の裏側を描いています。当時は神戸電鉄ではなく、神戸と有馬をつなぐ鉄道として神有電鉄という名前でした。そういえば第1巻でミッシェも神有電車で神戸から30分の有馬温泉と言っていましたね。「アドルフに告ぐ」ほど有馬温泉をしっかりと描写した漫画は他にはないと思われます。
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